拉致被害者家族会・横田拓也代表「我が事として考えて」 高校生に向け講演
横田めぐみさんの弟で、拉致被害者家族会の横田拓也代表が高校生に向けて講演を行い、「我が事として考えて」などと拉致問題に対する理解を呼びかけました。
横田拓也代表(56)「めぐみは13歳で拉致されました。(拉致されなければ)高校・大学に進学して、会社に入って、恋人ができて、家庭を持ってお子さんを授かって、いろんなことができたんじゃないかと思います。そうした当たり前の自由を奪われたまま、(北朝鮮に)拘束されている」
講演会は横浜市にある県立高校で行われ、横田さんは、集まった1、2年生およそ500人に対し、「我が事として考えて」などと理解を呼びかけました。
また、横田さんは、高校生から「解決するために何が必要か」と質問されると、前に進めるためには、日朝首脳会談が必要とした上で、世論喚起のためにも「1人でも多くの人に拉致問題について伝えてほしい」などと語りました。