成田空港ではゴールデンウイークを海外ですごす人たちの出国ラッシュが始まっています。中継です。

成田空港第一ターミナルの国際線出発ロビーです。夕方になるにつれ、利用客の数は増えてきていて、出国カウンターは多くの旅行客で混雑しています。旅行客からは、コロナ禍をはさんで久しぶりに海外旅行に行くという声が多く聞かれました。

アメリカへ旅行「カルフォルニアとかロサンゼルスとか あとラスベガスとかにも行きます」

カナダへ旅行「（カナダに遠征する）大谷翔平の試合見に行きます。ナイアガラも行く予定です」

成田空港会社によりますと、今年のゴールデンウイーク期間に成田空港の国際線を利用する人は出国・入国あわせておよそ83万5200人で、去年の同じ時期の1.3倍に上るとみられるということです。

それでも、この人数は、新型コロナ前の2019年のゴールデンウイークの8割にも満たず、円安の影響がここにもあらわれているとみられているということです。

成田空港の出国ラッシュは27日がピークで、およそ5万人が出国する見通しです。