「馬鹿ばやし」奉納 ユーモラスな動きで笑いを誘う 県指定の無形民俗文化財 400年以上の歴史をもつ伝統行事
福井市の火産霊(ほむすび)神社で24日夜、県指定の無形民俗文化財「馬鹿ばやし」が奉納され、演者たちはひょうきんな動きで訪れた人の笑いを誘っていました。
鬼や「ひょっとこ」などの面を被った演者が、笛などの演奏にあわせてユーモラスな動きを交えながら太鼓を叩く「馬鹿ばやし」。
この伝統行事は毎年5月24日に奉納され、400年以上の歴史をもちます。
保存会のメンバーや地元の園児それに小学生がそれぞれ面を被って、躍動感あふれる動きを披露しました。
■初めて観た女性
「お面の表情・仕草、子ども達も可愛かったし最高です」
■馬鹿ばやしを演じた小学生
「『ひょっとこ』のふざけた感じが表現できた」
■保存会のメンバー
「小学校だけではなくて中学校・高校・大学と続けてもらって、県外に行ってもまた福井に戻ってきて是非参加してほしい」
多くの観客が訪れ、会場は笑い声で包まれました。