脱線事故の影響で、一部の区間で運転見合わせが続いているえちぜん鉄道･勝山永平寺線は、復旧作業などが進んだことから、13日中に運行を再開する予定です。

えちぜん鉄道では3月2日早朝、勝山永平寺線比島駅付近の線路上で、勝山発福井行きの始発列車が線路上に落ちていた岩と衝突し、脱線したものです。

その後、脱線した車両を車両基地に移動するとともに、落石を検知する機械を現場付近に設置するなど、再発防止に向けた工事が進められてきました。

えちぜん鉄道では、その他の危険な場所についても見回りなどを行った結果、安全が確認できたとして、事故の影響で運転見合わせが続いていた山王駅と勝山駅の間について、徐行運転とした上で、13日(木)中にも運行を再開することになりました。