いじめ発生の際は「対応支援チーム」を派遣 敦賀市教委が再発防止策を公表 敦賀市の中学校での“いじめ重大事態“受けて
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2022年に起きた敦賀市内の中学校でのいじめが「重大事態」と認定された問題を受けて、市の教育委員会は14日、今後 いじめが起こった際には「対応支援チーム」を学校に派遣するなど再発防止に取り組むことにしています。
この問題は、2022年、敦賀市内の女子中学生がクラス内で笑われたり、ばい菌扱いされたりしていると担任に連絡帳で被害を申告し対応を求めたものの、その年の9月から早退が続き不登校になったものです。
公表された第三者委員会の報告書によりますと、いじめが始まった初期の段階で学校側はいじめを把握したものの、調査・対応できる体制が整っていなかったと指摘しました。また、いじめを把握して以降スクールカウンセラーなど専門職との連携や、いじめられた生徒のケアも不十分だった指摘しました。
市の教育委員会では、今後いじめが起こった際には専任カウンセラーなどで構成する「対応支援チーム」を派遣するなど再発防止策に取り組み、被害者を徹底的に守り抜くとしています。