解体工事中のビルで火事 けが人なし 廃材に燃え移ったか 福井市宝永、フェニックス通り沿い
13日午前9時50分ごろ、福井市宝永の解体作業中のビルで火事がありました。この火事によるケガ人はいませんでした。
■リポート・西岡芽生記者
「建物に空いた大きな穴からはまだ煙が上がっているのが確認できます」
火事があったのは、福井市宝永4丁目の通称・フェニックス通りに面した4階建てのビルです。警察と消防によりますと、作業員から「廃材に火が燃え移った」と119番通報があったもので、火はおよそ1時間後に消し止められました。
出火当時、ビルの中には3人がいましたが、いずれも逃げ出して無事でした。2階部分で解体作業を行っていたということです。
■工事関係者
「焦げ臭いにおいがした。消火器を探していたけど、なかったので畳とかで消そうとした」
消防によりますと、作業員は「紙くずが燃えて廃材に燃え移った」と話していたということです。警察と消防が火事の原因を詳しく調べています。