越前市に新たに設置されるハピラインふくいの「しきぶ駅」の開業時期が当初の予定から1年遅れることになりました。

ハピラインふくいの武生駅と王子保駅の間に設置される「しきぶ駅」は、4月に入札が行われましたが、建設業界の働き方改革などの影響で不調に終わったことから、工期を延長してようやく落札者が決定しました。

当初の計画では、武生商工高校の2つのキャンパスの統合に合わせて、来年春に開業予定でしたが、1年遅れの再来年3月にずれこむ見込みです。

■ハピラインふくい 総務企画部 増田賢和部長
「ワンキャンパス化に合わせて開業したい思いはあって、できるだけ早期に準備を進めたいと思っていたが、関係者の皆さんに残念な思いをさせたことは大変申し訳ないと思っている」

なお、しきぶ駅は構内に踏切が設置される他、交通系ICカードに対応した改札機も用意され、1日およそ570人の乗降客を見込んでいます。