北陸新幹線 金沢ー敦賀間 JR西日本の乗務員による訓練運転開始 営業運転に近い形で1日最大21往復
来年3月の北陸新幹線敦賀延伸に向け、JR西日本は29日、金沢-敦賀間で乗務員の訓練運転を始めました。(12月29日)
JR西日本金沢支社によりますと、乗務員の訓練運転は新幹線車両のW7系を営業運転にほぼ近い形で走らせるもので、金沢と敦賀の車両基地の間を1日あたり最大21往復します。訓練運転は今後ほぼ毎日行われる予定で、運転士およそ90人が参加します。
運転をしたJR西日本敦賀新幹線列車区の木野寛生係長は「今回得た学びを共有しながら、みんなで一丸となって3月16日、皆様に安全安心の新幹線を提供できるように頑張る」と話していました。
訓練運転は開業前日の来年3月15日まで続けられ、カーブや勾配といった路線の特徴を把握して運転技術の習熟に努めます。