障害者手帳等とマイナンバーのひもづけミス14件 厚労省指示の総点検で判明 他人の番号登録など 県が発表
県は22日、障がい者に交付される手帳などにマイナンバーをひもづける作業で、他人のマイナンバーを登録するミスが、県内で合わせて14件あったと発表しました。
県によりますと、マイナンバーのひもづけでミスがあったのは「身体障害者手帳」12件と「療育手帳」1件それに「精神障害者福祉手帳」1件のあわせて14件で、いずれも他人の番号を登録したり、子どもの手帳に保護者の番号を登録していたということです。
去年6月に厚生労働省からマイナンバーのひもづけにミスがないか総点検するよう指示があり、6万1620件を点検したところ誤りが判明したということです。
手帳にひもづけられた政府のオンラインサービス「マイナポータル」では、手帳の持ち主の氏名や住所それに生年月日などは見ることができないため、個人の特定につながる情報の流失はなかったとしています。
県は業務マニュアルの作成や申請書様式の変更などを行い、再発防止に努めるとしています。