県内で100年以上続く老舗企業でつくる「福井100年老舗の会」の総会が福井市内で開かれ、それぞれの企業の経営者らが地元で愛され、長く商売を続けていくためのヒントを探っていました。

この会は経営のあり方などについて意見交換し、切磋琢磨していこうと1年前から始まったもので、19日に開かれた総会には150社が参加しました。

この中で、石川県で和倉温泉「加賀屋」などを経営する渡辺崇嗣社長が講演し、能登半島地震を振り返りながら「どんな時もおもてなし精神を忘れないことが大切」と強調しました。

会では今後も意見交換などを通して、県内企業の発展につなげていく方針です。