2025年度の県立高校募集全日制定員 132人減の4621人に 平成以降最少
2025年度の福井県の県立高校の募集定員がまとまり、全日制の定員は少子化を背景に4621人と平成以降最少となりました。
県高校教育課によりますと、2025年度の県立高校の募集定員は、昨年度と比べて132人少ない4621人で、少子化が進む中で3年連続で減少しました。
このうち進学校の藤島の普通科や高志の探究創造科は2年連続で定員が減っていて、県は「少子化を背景にほかの学校とバランスを取るため」としています。
ところで県内の8校に設置されている「探究科」は人気が高く、「主体的に学びを深める探究科のスタイルが近年の大学試験などに役立っていて、社会ニーズにもあっている」と分析しています。
県立高校の一般入試は来年2月20日と21日に行われる予定で、新型コロナウイルスやインフルエンザによる欠席者は2月26日と27日の追検査となります。