国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、13日（月）時点での県内のガソリンの平均価格は、レギュラー・1リットルあたり175円80銭で、先週と変わりませんでした。4週続けてほぼ同じ水準です。来週も 補助金の減額幅は原油の卸値の下落幅よりおよそ60銭大きくなる見込みで小売価格を引き上げるスタンドが多くなるとみられます。（11月15日）

　同センターでは今週も石油製品の価格は原油相場の安値傾向が続く一方で国からの補助金も引き下げられたため全国平均でほぼ横ばいになったとみています。ただ 補助金の引き下げ幅が2週続けて原油価格の下落分を上回っていて実質 値上がりとなっていますが 多くの販売店が値上がり分を価格に転嫁できていないということです。

　全国平均では173円50銭で10銭の値上がりでした。また 県内の灯油18リットルあたりの店頭価格は2064円で先週に比べて3円下がりました。福井の灯油は全国平均に比べ1リットルあたり19円安い水準です。