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オレンジのケーブルは切らない、感電のおそれ 消防がPHEV車の事故想定し訓練 バッテリーやケーブルの構造複雑、救助や消火活動に注意

2025年3月21日 7:20
オレンジのケーブルは切らない、感電のおそれ 消防がPHEV車の事故想定し訓練 バッテリーやケーブルの構造複雑、救助や消火活動に注意
PHEV車の注意点を確認=午前9時半ごろ、あわら市・嶺北あわら消防署

複雑な構造を持つ電気自動車の事故を想定した訓練が21日に行われ、救助に当たる消防署員が、注意すべきポイントを確認し、万が一の事態に備えました。

嶺北あわら消防署で21日に研修会が開かれ、およそ50人の署員が、電気自動車の事故が起きた際の対応を確認しました。

電気自動車はバッテリーやケーブルが複雑な構造となっているため、救助や消火活動などの際には取り扱いに注意が必要です。

特に最大400ボルトの高い電圧がかかっているオレンジ色のケーブルは、感電のおそれがあることから、切らないことなどを確認していました。

■嶺北あわら消防署警備第2課 堀口信也課長
「我々消防も車両の構造を熟知し、高電圧に注意して災害対応にあたっていきたい」

なお電気自動車の火災では、消火に当たって大量の水が必要になることから、速やかに119番通報するよう呼びかけています。

最終更新日:2025年3月21日 10:52
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