おおい町の名田庄地区と大飯地区をつなぐ、県道の1.2キロの区間が開通し、大型車も通行できる安全な幹線道路として、地域の生活や産業を支えます。

22日に開通したのは、県道坂本高浜線のうち、おおい町の石山トンネルから石山集落までの、およそ1.2キロの区間です。

新しい区間では、道幅が7メートルに広がり、3つの橋を整備して緩やかなカーブと勾配に改良したことで、観光バスなど大型車の通行も可能になりました。

県道坂本高浜線は、おおい町の名田庄地区と大飯地区をつなぐ唯一の幹線道路で、新しい区間は県が事業費50億円をかけて、2013年度から整備を進めてきました。

今回の開通で万が一の原発の事故や、災害が発生した際の迅速な避難や復旧にも備えます。