強い粘りと甘み ジネンジョ収穫始まる 専用のパイプで半年かけ栽培 おおい町名田庄地区の特産
おおい町の名田庄地区で、特産のジネンジョの収穫が始まり、今年も粘りと甘みが抜群のイモが獲れました。
12日は今シーズンの初掘りが行われ、赤土を入れた専用のパイプでおよそ半年かけて育てたジネンジョを掘り出しました。今年は夏場に適度に雨が降り、台風の被害もなかったことから、生育は順調だということです。
■組合員の男性
「今年も良いイモが出ている」
■組合員の女性
「きれいだし、肌もいい。長さもあるし、上等です」
今年は20アールの畑で合わせて1万本を育てていて、強い粘りと甘みを生かして、ジネンジョそばなどにして味わうことができます。
■リポート 髙島隆平記者
「しっかりとした粘り気がそばにからんで、とてもおいしいです」
収穫は年内いっぱい続けられ、例年並みの5トンの収穫を見込んでいます。なお、11月下旬からは全国に向けて発送される他、11月17日には同地区のあきない館前で、恒例の「じねんじょ祭り」が開かれ、格安で販売されます。