島根で鳥インフルエンザ感染確認 県内最大規模の養鶏場
島根県内最大規模の養鶏場で、鳥インフルエンザの感染が確認されました。
鳥インフルエンザが確認されたのは、大田市にある養鶏場です。島根県によりますと、30日正午過ぎ、養鶏場の管理者から「鳥7羽が死んだ」と連絡が入り、遺伝子検査を行ったところ、病原性が高い「H5亜型」の鳥インフルエンザが検出されました。
島根県の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されるのは2010年以来、14年ぶりです。
丸山知事は「異常な鳥を見かけたら速やかに通報してほしい」など、注意を呼び掛けています。
養鶏場は県内最大規模で、31日午前8時から県職員や自衛隊によって殺処分が開始されました。
対象となるのは、卵を産ませるために飼育されていた鶏40万羽で、来月4日までに処分を完了し、埋めることにしています。
また、この養鶏場の10キロ圏内に別の養鶏場はないということで、県は今後、詳しい感染経路を調べる方針です。