40年超運転へ 関西電力高浜原発3・4号機の施設の管理計画を原子力規制委員会が認可
関西電力高浜原発3・4号機について、原子力規制員会が施設の管理計画を認可
運転開始から40年を迎える関西電力の高浜原発3・4号機について、原子力規制員会は17日、新しい制度のもとで運転を継続するための施設の管理計画を認可しました。
原子炉等規制法の改正に伴い、原発は、運転開始から30年を超えて運転を続ける場合、おおむね10年ごとに、設備の劣化状況について評価を行い、その結果に基づく長期施設管理計画を策定した上で、原子力規制委員会から認可を受ける必要があります。
運転開始から40年を迎える高浜原発3・4号機について関西電力は、製造が中止された部品の管理方法などを追加して長期施設管理計画を策定し、去年8月に申請をしました。
この計画が 17日に原子力規制委員会から認可を受けました。
計画の実施期間は今年6月6日から、それぞれ運転開始から50年目を経過する日までで、3号機が2035年1月16日まで、4号機が2035年6月4日までとなっています。
関西電力では今後も国内外の最新知見をプラントの設計や設備の保全に反映させ、原発の安全性・信頼性の向上に努めたいとしています。
最終更新日:2025年1月17日 17:57