桜吹雪から水田は初夏の装い 一足早く福井市内でコシヒカリの田植え 高温障害を避けようと
汗ばむ陽気の中、福井市内では13日、一足早くコシヒカリの田植えが始まりました。
田植えを始めたのは、福井市下馬の農家白井清志さんです。
13日は50アールの水田に、20センチほどに育ったコシヒカリの苗を植えていきました。
例年は、早生のハナエチゼンから田植えを始めていますが、去年の記録的な猛暑で、コメが白く濁るなどの高温障害が相次いだことを受けて、今年は暑さに弱いコシヒカリの作付けを早めたということです。
桜吹雪の中、水田は早くも青々とした初夏の装いへと移り変わりました。
ここでは5月にかけて、計50ヘクタールにハナエチゼンなどの苗を順次 植え付け、8月中旬から収穫して県内外に出荷する予定です。