県が運転継続を容認 高浜原発3・4号機 来年で運転開始から40年 安全管理めぐり人材育成で注文も
来年で運転開始から40年を迎える高浜原発3・4号機について、県は40年を超えての運転継続を容認しました。
中村副知事が9日、県庁で関西電力の水田仁副社長と面談し、高浜原発3・4号機の40年を超えての運転継続を容認する考えを伝えました。
■中村保博副知事
「安全最優先の観点から、高浜3・4号機の40年超運転について、理解を示すこととしたい」
また、中村副知事は安全管理について、特に人材育成に取り組むよう注文をつけました。
■関西電力 水田仁副社長
「安全最優先にプラントの運営をしっかりしていく思い。やはり人が全ての基本だと思うので、教育とか研修とか、しっかり取り組んでいく」
■杉本知事
「今後も事業者の対応を監視していく。立地地域だけでなくて、県民全体への理解の促進をさらに強化してもらう必要がある」
これで県内の原発8基のうち、5基が運転開始から40年を超えての運転が認められています。