丹南エリアの伝統工芸をアピールしようと、博物館や公共施設の内装を手掛けるデザイナーを招いたツアーが開かれ、参加した人たちは素材の良さを感じていました。(12月7日)


越前市観光協会などが企画したもので、戦国時代から続く「越前瓦」を作っている越前市内のメーカー越前セラミカでは、材料となる土に触れ、職人の作業を間近で見て回りました。

参加した空間デザイナー
「(瓦を)伝統的なものとしてとどめずに身近なものとして使っていけないかと感じた」

越前セラミカ･石山享史社長
「(新幹線開業後は)たくさんの人が福井を訪れて、瓦のある風景を感じてもらって、その良さが少しでも伝われば」

参加者はこの他、越前和紙や越前漆器の工房も視察して回りました。同協会では今後もツアーを企画し、その道のプロに伝統工芸の魅力を発信したいとしています。