繊維産業が盛んな勝山市で園児が繭玉飾り 願いを込め枝にカラフルな縁起物を飾り付け
勝山市の園児が願いを込めて繭玉飾り(16日午前10時半ゆめおーれ勝山)
小正月に合わせて、繊維産業が盛んな勝山市では16日、伝統行事の「まゆ玉飾り」が行われ、園児たちが願いを込めて枝に縁起物を飾り付けました。
繭玉飾りが行われたのは、勝山市の繊維産業の歴史を伝えるゆめおーれ勝山です。
中央こども園の園児20人は、それぞれ願いを込めながら、3本のケヤキの枝に繭玉や小判などカラフルな縁起物を飾り付けました。
■男の子
「まゆ玉をつけるのがたのしかった」
■女の子
「かわいい1年生になれるかなと思って飾り付けた」
繭玉飾りは、養蚕が盛んだった勝山市で、小正月に商売繁盛や五穀豊穣を願って家や機織り場の玄関先に飾る伝統行事で、いまではほとんど見られなくなりました。
園児が作った繭玉飾りはゆめおーれ勝山で2月20日ごろまで飾られ、23日の勝山左義長まつりのどんど焼きで焚き上げます。
最終更新日:2025年1月16日 19:24