「近づかないで」連日海水浴客がイルカにかまれケガ 累計10人に
2人がイルカにかまれた白木海水浴場(8日敦賀市)
連日県内の海水浴場でイルカにかまれる事故が相次ぎ、けがをした人は敦賀市と美浜町であわせて10人にのぼっています。
敦賀海上保安部によりますと8日午前11時45分ごろ、敦賀市の白木海水浴場で、京都府の60代と50代の男女が泳いでいたところ、近寄ってきた野生のイルカにそれぞれ右腕と左腕をかまれました。
被害に遭ったのは浜辺から10メートル離れた水深およそ1メートルの地点で、イルカを目撃したことから水中に顔をつけて確認しようとしたところかまれたということです。2人はいずれも軽いけがでした。
敦賀海上保安部では、イルカを目撃しても「決して近づかず、海からすぐに上がるよう」呼びかけています。