自動運転レベル4の実証実験 大本山永平寺の旧参道でも 運転席なしの新型車両使用 永平寺町
国内初の「レベル4」の認可を受けて自動運転車両を運行している永平寺町で、大本山永平寺につながる旧参道でも、11月から新たな車両を使った実証実験が行われることになりました。
実証実験は自動運転車両の新たな活用策を探ろうと、大本山永平寺につながる石畳の旧参道を使って、永平寺町やまちづくり会社などが行います。
使用するのは、運転席や操作機器が搭載されていない6人乗りの車両で、電磁誘導線に沿って走行します。また、車内のモニターには“禅”を表現した映像も映し出す予定です。
■まちづくり会社ZENコネクト 山田秀幸代表取締役
「“禅”をアピールしながら乗っていただいて、今回画像などを使いながら走行を楽しんでいただく形に持っていきたい」
町では8月中に走行テストを始め、今年11月中旬から12月上旬にかけて、実際に地域住民や観光客を乗せて試験走行する予定で、安全性や実用性を検証します。