一般会計で5017億円 県の新年度当初予算案 新幹線効果の持続などに重点 万博入場チケット無償配布も
県の新年度当初予算案は一般会計で今年度より0.6パーセント減の5017億円で、5年連続で5000億円を超えました。開業2年目の新幹線効果の持続や人手不足対策に重点を置いています。
内訳をみると、開業2年目の新幹線効果の持続に向けた事業に合わせて49億円を、深刻化する人手不足解消に向けた取り組みには合わせて23億円を計上し、運転士不足が深刻化する路線バスで外国人ドライバーの採用を見据えた環境整備を進めます。
■杉本達治知事
「大きな一つのハードルとしては言葉、文化の壁。法規制を含めて、いくつも課題があるので洗い出した上で、何とか乗り越えて来てもらい、運転してもらいながら福井県民になってもらうことを目指したい」
また、県内の小中高校生8万人に大阪・関西万博の入場チケットを無償配布する事業に、2月補正予算と合わせておよそ1億4000万円を盛り込みます。
なお、新年度予算案は2月17日に開会する定例県議会で審議されます。