県の新年度予算案 新幹線開業のにぎわい定着など重点項目に 予算規模は今年度並み、4900億円から5000億円 知事査定スタート
杉本知事(画面の中)による査定の様子=20日午前10時半過ぎ、県庁
県の新年度予算の編成作業が始まり、新幹線開業後のにぎわいを定着させることや、人手不足対策などに重点を置く方針です。
新年度予算案の作成に合わせた知事査定が20日から始まり、トップバッターとして、教育庁は県立図書館での電子書籍サービスの導入など、7つの事業について説明しました。
県は当初予算の重点項目として、北陸新幹線の開業イヤーの勢いを持続的なにぎわいとして定着させることや、公共交通機関や農業の人手不足解消などを挙げています。
予算規模は今年度並みの4900億円から5000億円となる見通しです。一方、財源となる県税収入は、製造業の業績が好調なことや定額減税が終了することから、今年度より増える見込みです。
知事査定は今月いっぱい続けられます。
最終更新日:2025年1月20日 19:18