15日の県内は初夏のような陽気に。高気圧に覆われて全ての観測地点で夏日となり、季節外れの暑さに戸惑いの声も聞かれました。

午前中から各地で夏日となった県内。市民も日傘を差すなど暑さ対策に追われました。

■福井駅前を行き交う人
「アイス食べたり冷たいもの飲んだり。夏が近づいてるなって」
「この前まで寒かったのに、あっという間に春を飛び越して暖かくなったので、ちょっとびっくり」

最高気温が27.9度を記録した福井市内では、コメ農家が1か月ほど早く田植えを始めていました。

■コメ農家
「高温障害による品質低下。それと増収できない、減収する。それらを含めると、温暖化で気候がはっきり分からないから、早植えに越したことはない」

一方、県内で最も気温が高かった坂井市春江では、半袖姿でピクニックする家族連れの姿も見られました。

■赤ちゃんを連れた男性
「半袖はきょうからです。暑いので水分と塩分の補給はこまめにするようにしています」

16日(火)の予想最高気温は福井で24度、敦賀で22度となっていて、5月並みの暖かさとなる見込みです。