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夜間観光コンテンツも整備 県6月補正予算に5億円計上 開業効果最大化や地震対策が柱

2024年6月14日 15:08
夜間観光コンテンツも整備 県6月補正予算に5億円計上 開業効果最大化や地震対策が柱
6月補正予算の要点を説明する杉本知事=14日午前10時半ごろ・県庁

県は6月補正予算として、新幹線の開業効果の最大化と能登半島地震を踏まえた対策を柱に、合わせて5億円を計上しました。インバウンド向けの夜間観光コンテンツの整備や能登半島地震を踏まえた木造住宅の耐震補助などに充てます。

夜間の観光コンテンツの整備などには1160万円を計上しています。杉本知事は14日の会見で「昼間だけ福井で過ごして夜は石川県などに行って泊まる人が結構な数いると聞いているので、そういった人を逃さないために魅力的なものを増やしていく」と、重要性を強調しました。

能登半島地震を受けた木造住宅への耐震促進事業としては、耐震診断245件分と耐震改修工事90件分に合わせて6600万円を計上したほか、二次交通を充実させようと、福井市が9月以降土日と祝日に運行する、福井駅から大和田エリアのふくい鮮いちばとトレタスまでを結ぶシャトルバス事業に200万円を補助します。

補正予算案は6月18日開会の定例県議会に上程されます。

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