福井市は6月補正予算案をまとめ、今年1月の能登半島地震を受けて、避難所に空調設備を取り付ける準備や無料で行う耐震診断の費用を盛り込んでいます。

能登半島地震を受けた住宅の無料耐震診断は募集枠が60件だったのに対し、応募件数が300件以上に上っているため、1825万円を計上して枠を拡大します。この他、災害時の避難所となる市内の小学校50校を対象に、空調設備の整備に向けた調査事業として2000万円を盛り込みました。

総額31億4444万円に上る補正予算案は、6月3日に開会する福井市議会で審議されます。