まちなか駐車場を有料化 越前おおの結ステーション、発券機を設置 観光客のためのスペース確保へ 越前大野城の麓
大野市は4月1日から、中心市街地の駐車場を試験的に有料化し、観光客のための駐車スペースの確保に取り組むことにしています。
越前大野城の麓にある越前おおの結ステーションの駐車場には18日、駐車場の発券機が設置されました。
■大野市観光振興課 主査 浦山寛人さん
「調査した結果、買い物や観光以外で長時間駐車する車が一定数あることが分かった。観光客の駐車場の確保のために有料化していきたいと考えている」
平日に駐車場を利用していた車のほとんどは「福井」ナンバー。週末になるとさらに車が増え、観光客から駐車場が空いていないとの苦情も寄せられたということです。
■大野市観光振興課 主査 浦山寛人さん
「(駐車場は)まちなかのにぎわい創造を目的に作ったので、そのような形で利用してもらえれば」
中部縦貫自動車道の県内全線開通で観光客の増加も期待される中、市では利用状況などを調査し、来年4月以降に本格運用したいとしています。