お笑い芸人と大学生がチョークアートを制作 若狭町の魅力をアピール
若狭町の漁村体験施設で、吉本興業のお笑い芸人と大学生が黒板を使った「チョークアート」を制作し、施設を利用する人たちに地元の魅力を伝えます。
山に囲まれた三方五湖とたそがれる人魚を繊細なタッチで描いた作品に、棚田や梅の木それにレインボーラインの虹色の傘を色鮮やかに描いた作品。
若狭町神子のみさきち漁村体験施設では、2018年のオープン以来、福井工業大学の学生たちが、縦1.8メートル、横3.97メートルの黒板を使ったチョークアートを定期的に描いていて、今年は15人の学生が、吉本興業のお笑い芸人「女と男」のワダちゃんも制作に協力しました。
作品は、施設の立地地域からイメージを膨らませ、風景や伝説それに食べ物など4つのテーマに沿ってカラフルな色遣いで描かれています。
■大学生
「いろいろリサーチして描いた結果なので、こういうものがあるんだと興味を持ってもらいたい」
「楽しいような、わくわくするような気持ちになったらいいなと思う」
福井工業大学の学生もゼミ合宿やキャンプなどで活用しているこの施設では、魚さばき体験やシーカヤックなどさまざまなプログラムが用意されていて、訪れた利用者に心のこもった温かな絵で若狭町の魅力を伝えます。