土砂崩れで通行止めの国道158号 う回路設置に4か月かかる見込み 春の観光シーズンに打撃
大野と岐阜を結ぶ国道158号は大規模な土砂崩れによる通行止めが続いています。現場にう回路を設置する予定ですが、工事に4か月ほどかかる見通しです。
28日は国道158号の土砂崩れについて有識者が検討会を開き、今後の復旧に向けた工事について意見を交わしました。
岐阜との県境に近い、大野市上半原の国道158号では、3月19日に、雪解け水が地中に浸み込んだ影響で、大規模な土砂崩れが発生し、現在も通行止めが続いています。
現場付近に迂回路はなく、岐阜県へと向かうには、東海北陸道か、名神高速道路による広域での迂回、あるいは池田町を抜ける冠山峠道路を通る必要があります。
こうした状況を踏まえ国などは、応急対策として、土砂崩れの現場をう回する形で仮設道路を設置する方針ですが、完成までには4か月ほどかかる見通しで、夏休み前までの開通を目指すとしています。
これからの観光シーズンに大きな影響が出そうです。