特急が止まらない鯖江市 まちの衰退が心配 高校生がおすすめスポットをSNSで発信 地域を盛り上げ
北陸新幹線の県内開業で特急が止まらなくなった鯖江市。まちの衰退が懸念される中で高校生たちが地元のおすすめスポットを得意のSNSで発信して盛り上げたいと意気込んでいます。
「めっちゃいい」
鯖江市の西山公園で、スマートフォンを片手に撮影しているのは武生商工高校の3年生です。
高校3年生
「見てもらった人に、来たいなと思えるようなまちにできたらなと思って いい写真が撮れたら」
北陸新幹線開業をきっかけに特急が廃止された鯖江駅では、人の流れが変わり、まちの衰退も懸念されています。
そこで地元鯖江を盛り上げようと高校生たちが立ち上がりました。
高校生
「余白があると、動物だけじゃなくて周りの雰囲気も撮れて、いい感じになる」
「ど真ん中で動物を撮るのではなくて、ちょっと寄せたりして、後ろにいる他の動物も一緒に撮れたらいい」
いわゆるデジタルネイティブの高校生が考えたのがSNSを活用した情報発信。写真を通して、鯖江の魅力を広く発信しようと意気込んでいます。
高校生
「いろんな人が他の県からも来てくれると嬉しい 同じ年齢の子とか、小さい子も来てくれるような、にぎやかなまちになってくれるといい」
撮影した写真や動画は今月に学校で編集して10月には鯖江市の観光協会のアカウントに投稿されます。