×

カラフルひなあられ 桃の節句を前に製造ピーク 天然の着色料で7色に仕上げ 大野市の吉村甘露堂

2025年1月27日 11:55
カラフルひなあられ 桃の節句を前に製造ピーク 天然の着色料で7色に仕上げ 大野市の吉村甘露堂
袋詰めを前に割れがないか確認する=27日午前9時、大野市木本の吉村甘露堂

3月の桃の節句を前に、大野市の菓子メーカー吉村甘露堂では、ひなあられづくりが最盛期を迎えていて、カラフルなあられが一足早い春を感じさせてくれます。

同社では、地元産のもち米と地下水を使ってあられを作っていて、クチナシや黒糖など天然の着色料を3層に塗り、7色に仕上げています。

できたてのあられは、色が偏らないよう混ぜて、割れがないか確認した後、袋に詰めています。

■吉村甘露堂 吉村文雄社長
「色とりどりのあられなので、目や耳で楽しんでもらい、春を味わってもらいたい」

今年は原材料費や燃料費などの高騰を受けて、容量を10グラム減らすことで価格は据え置いたということです。

2月下旬までに5万袋を製造し、県内をはじめ、関西方面に出荷する予定です。

最終更新日:2025年1月27日 11:55
    福井放送のニュース