今年はサクサク度アップ! ひなあられ作りが大詰め 桃の節句を前に 大野市の和菓子店
大野市の老舗和菓子店・吉村甘露堂では来月3日の桃の節句を前に、ひなあられの生産が大詰めを迎えています。今年はよりサクサクとした食感と丸い形を追究し、水分の量や焼き加減にこだわっているということです。(2月5日)
5日は同社のスタッフが、赤や黄色、それに緑や白といった色とりどりのあられを選別し、次々と袋詰めしていました。
■吉村甘露堂 吉村文雄社長
「出来の良いあられに仕上がっていると思う。今年いろいろありましたけど、春が待ち遠しいから一足先にこれを食べていただいて皆さんの春を満喫してほしい」
ことしは5万袋が出荷され、色とりどりのあられが来月3日のひな祭りを彩ります。なお売り上げの一部は能登半島地震の義援金として寄付するほか、子ども食堂にも無償で届けるということです。