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廃棄物からダイナミックなアート作品 福井市出身美術家長坂真護さんの企画展 環境問題に理解求めて

2024年5月23日 14:14
廃棄物からダイナミックなアート作品 福井市出身美術家長坂真護さんの企画展 環境問題に理解求めて
長坂真護さんの作品が訴えるものは(23日西武福井店)

福井市出身の美術家長坂真護さん(39)の企画展が23日福井市で始まり、アフリカのガーナにあるスラム街に集まる廃棄物で製作した、ダイナミックな作品から、世界の環境問題に触れることができます。

作品『Our first journey』
キリンの体を形作るリモコンやキーボードなど電子機器のパーツは、ガーナのスラム街に捨てられていた廃棄物です。

作品『I’m princess』
先進国からの寄付が多すぎて、アパレル製品が大量に廃棄されている実態を表現した作品もあります。

MAGOの名義で活動する福井市出身の美術家長坂真護さんは、ガーナにある”電子機器の墓場”と呼ばれるごみ捨て場にある廃棄物からアートを作り上げ、その売り上げを資金に、現地でリサイクル工場などの事業を展開しています。

西武福井店6階で開かれている企画展では、MAGOさんが絵を描き始めた頃からの作品の変遷をみることができ、140点あまりのダイナミックな作品から、世界の環境問題の深刻さが感じられます。

今月25日午後3時からはMAGOさんによるギャラリートークショーが予定されています。展示は来月4日までです。

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