「なんかピンクの虫がいる!」ピンクのバッタ発見 須賀川市の男の子(6)【中テレ投稿BOXニュース】
7月2日、須賀川市の松崎菜美さんから大変珍しい画像を投稿してもらいました。映っているのは、松崎さんのお子さんたち。そして、次男の羽汰くん(6)が手に持っているのは、なんとピンク色のバッタです。
実は2022年にも須賀川市で…
「なんかピンクの虫がいる!バッタだ!」
羽汰くんが自宅前の砂利道でバッタのエサになる猫じゃらしを摘んでいたところ、ピンクのバッタが猫じゃらしにとまっていたということです。
ピンクのバッタを見るのは、羽汰くんも松崎さんも初めてで、「何か幸せが舞い込んできそうな、幸運のモチーフを見つけたような気分になりました」とのことです。
実はこのピンクのバッタですが、2022年の7月に、須賀川市の男の子(当時4歳)から中テレに投稿があったんです。
専門家「非常に運がいいし珍しい」
当時、このピンクのバッタについて、東北昆虫学会の三田村敏正さんに聞いたところ…。
■東北昆虫学会 三田村敏正さん
「新種ではなくて要は色素の何らかの異常だと思います。非常に珍しいことは間違いないですし、ピンク色は目立つので外敵に襲われやすいと思うので、襲われる前にこうして見つけられたのは非常に運がいいし珍しいと思う」。
バッタの種類などについては…。
■東北昆虫学会 三田村敏正さん
「ショウリョウバッタの幼虫です。まず一つ言えることは幼虫にピンクのバッタが多いということ。私がたまたまピンクのバッタの幼虫を見つけて来て家に持って帰ってきたらば、すぐに成虫になったんですけれどそしたら普通の色に戻っちゃいました。」
脱皮した皮ももちろんピンク
実は、羽汰くんはピンクのバッタを飼い続け、成長の様子を観察しているということです。なんと羽汰くんが見つけたバッタは、その後、脱皮したそうで、脱いだ皮はしっかりとピンク色だったそうです。ただ、脱皮後は少し緑色なったようで、三田村さんが言ったように、成虫になるにつれ本来の色になっていくのでしょうか。羽汰くんたちは引き続き、観察を続けていきたいと話しています。