24日に福島市で起きた殺人未遂事件で、容疑者の男が金銭をめぐるトラブルを抱えていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

殺人未遂の疑いで27日、送検されたのは福島市の会社員、髙橋一男容疑者です。

警察によりますと、髙橋容疑者は24日の午後10時ごろ、福島市鎌田の路上で70代男性の頭などを鈍器のようなもので複数回殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。被害者の男性は意識不明の重体です。

捜査関係者によりますと、髙橋容疑者と被害者の男性の間には、借金の返済に関するやり取りがあったとみられています。
調べに対し髙橋容疑者は「やっていない」と容疑を否認しています。

警察は金銭トラブルがきっかけで、事件に発展した可能性があるとみて捜査しています。