福島第一原発2号機で中断している
燃料デブリの取り出し作業に関し、東京電力は格納容器につながる弁を8月28日に閉鎖しました。
福島第一原発2号機では8月22日から燃料デブリの取り出しに着手する予定でしたが、手順に誤りがあり作業を中断しています。
取り出し装置は格納容器につながる弁から挿入する計画で東京電力は22日に弁を開きましたが、28日午後5時前に弁を閉鎖したと発表しました。
弁を閉めたのは格納容器内は湿度が高く装置を保全するためとしています。
装置は放射性物質が漏れないよう設置された箱の中にあり、弁の開閉で周辺に影響はないということです。