福島第一原発“デブリ取り出し装置”きょうにも回収完了か…カメラ不具合問題受け
東京電力は、福島第一原発で燃料デブリの取り出しが中断する原因となった装置を、早ければ25日にも回収する見通しです。
福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の試験的な取り出しは、9月17日に取り出し装置の先端につけたカメラが映らなくなり作業が中断しています。
東京電力は、原因を調査するため23日から取り出し装置の回収を始めていて、早ければ 25日にもその作業が完了する見通しです。映らなくなったカメラからの電気信号が弱いことから、東京電力はカメラ本体の不具合が原因の可能性が高いとみて回収後に、詳しく調べることにしています。