果樹に被害を与えるカメムシが増加…県が注意を呼び掛け 福島
果樹に被害を与えるカメムシの発生が増えていることから、県は注意報を発令しています。
県の病害虫防除所がことし5月から6月まで果樹に被害を与えるカメムシの調査をしたところ、全ての地点で平年の2倍から6倍の発生が確認されました。このカメムシはモモやナシなどの水分を吸い変色や落果などの被害をもたらします。県の病害虫防除所は先月30日に県内全域を対象に注意報を出しています。県は農家に対し多数のカメムシの飛来を確認した場合は薬剤を散布するなどの対応を呼び掛けています。