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ロボットが動かせず作業が進まない…表面線量毎時4400ミリシーベルト「土のう」からゼオライト吸い上げできず 福島

2025年3月24日 7:21
ロボットが動かせず作業が進まない…表面線量毎時4400ミリシーベルト「土のう」からゼオライト吸い上げできず 福島

福島第一原発にある高線量の「土のう」について、東京電力は回収に向けて準備を進めています。

福島第一原発の原子炉建屋のそばにある2つの建物の地下には事故直後からの汚染水がたまっていて、放射性物質を吸着する鉱物のゼオライトが入った「土のう」が投入されましたが劣化が進み、表面の放射線量は最大で1時間あたり4400ミリシーベルトと極めて高くなっています。 東京電力は24日から専用のロボットを使い「土のう」を破いて中からゼオライトを取り出す作業を進める予定でしたがロボットが動かせず作業が進められなかったということです。
東京電力は25日、改めてロボットが操作できなかった原因を調査します。今後、準備が整い次第「土のう」の回収に着手する方針で回収作業は「土のう」のゼオライトを吸い上げて集め、専用の金属製容器に移す計画で、2027年度までの完了を目指します。

最終更新日:2025年3月24日 9:49
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