羽田衝突事故受け…全日空12便など、航空会社やJR各社が臨時対応
2日に羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突し炎上した事故を受け、羽田を発着する便を中心に国内線の欠航が相次いでいます。こうした中、航空会社やJR各社でも臨時の対応を決めています。
2日、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突し炎上した事故を受け、国内線では3日午前中を中心に日本航空で50便、全日空で54便の欠航が決まり、およそ2万人に影響が出る見込みです。
こうした中、乗客の移動手段を確保するため、全日空は3日午前から臨時便12便を運航しています。臨時便は、羽田と新千歳や福岡、那覇などを結ぶ12便です。
空の便は3日、Uターンラッシュのピークを迎えますが、航空各社はさらに欠航便が増える可能性があるとして、最新の運航状況を確認するよう呼びかけています。
一方、国内線の欠航が相次いでいることを受け、JR東海は3日午前から午後はじめにかけ、東京駅から新大阪駅行きの東海道新幹線4本を臨時で運行しています。
また、JR東日本も3日午後7時以降に、石川県の金沢駅から東京駅行きの北陸新幹線と北海道の新函館北斗駅から東京駅行きの北海道・東北新幹線をそれぞれ1本ずつ臨時で運行する予定です。