再審決定の袴田事件 支援者が集会「特別抗告はすべきでない」
1966年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件で、弁護団と支援者が集会を開き、裁判のやり直しが認められた高裁決定に対し、検察は特別抗告すべきではないと訴えました。
いわゆる「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さんをめぐり、今月13日、東京高裁が裁判のやり直しを認めました。しかし、検察が20日までに「特別抗告」すれば、ふたたび最高裁判所で審理されることになります。
19日の集会には支援者らおよそ160人が集まり、弁護団が「特別抗告はすべきではない」と訴えました。
関係者によりますと、東京高検は最高裁に特別抗告する方向で検討しているということです。