日大の酒井学長と澤田副学長が辞任の方針固める アメフト部の薬物事件対応めぐり
日大アメフト部の薬物事件への対応をめぐり、理事会から辞任勧告を受けていた日本大学の酒井学長と澤田副学長が、辞任する方針を固めたことがわかりました。
日本大学では、アメフト部の薬物事件への対応をめぐり、今月22日に臨時理事会が開かれ、澤田副学長に対し即時の辞任、酒井学長に対し今年度末での辞任が勧告されていました。
辞任勧告に強制力はありませんが、関係者によりますと、酒井学長と澤田副学長は回答期限である27日を前に、「混乱を回避するため」辞任する方針を固めたということです。
日本大学は、理事会とは別に第三者委員会の報告書を受け、責任の所在の明確化や、ガバナンスの改善計画などの作成を進める検討会議を設置していて、今月中にも文部科学省に対し、改善計画などについての進捗を報告する見通しです。