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若者の不安払拭へ 大学生が 「仕事・子育て両立」の家庭を体験

2024年8月4日 12:22
若者の不安払拭へ 大学生が 「仕事・子育て両立」の家庭を体験

いま、多くの若者が仕事と子育ての両立に不安を感じているといいます。その不安を払拭するため、子育て中の共働き家庭へのインターンシップが行われています。

2日、千葉県の大学では、大学生が共働き・共育てについて考えていました。

栗田仁之介さん(大2)
「家事を片方にだけ任せるとかではなくて、協力してやりながら」

出産を経験していない働く女性のおよそ93%が仕事と子育ての両立に不安を感じているといいます。その不安を払拭するために行われているのが、子育て中の共働き家庭へのインターンシップ。

大学生「偉いね、ちゃんと手洗いできるんだね」

こども「だって手が真っ黒だから」

こどもに接しながら話を聞き、両立のイメージをはっきりさせることが狙いです。

都内の女子大学の学生3人が最も忙しい夕方から山田さんのお宅へ。共にフルタイムで働く由美さんと祐太さんで、2人の子どもを育てています。

北條心春さん(大3)
「自分にできるのかなというか、何か仕事で疲れちゃって家事とか育児の方に手が回るのかなとか思って」

山田由美さん(仮名)
「回ってないですよ。全然回ってないです。なので疲れちゃったときは『ママ疲れたからご飯食べに行こう』って言って」「家事も育児も仕事も許容範囲をちゃんと広げた方が良い」

家事の分担についても--

山田祐太さん(仮名)
「大まかに何をどっちがやるっていうのを決めています」

山田由美さん(仮名)
「男女平等に働くんだから、平等に家事するべきでしょとは私は思っていなくて、得意な方が得意なことをやった方が、2人で夫婦のチームだからね」

--インターンを終えた感想は?

中山咲希さん(大1)
「1人で抱えるものじゃなくて、家族全員で助け合って、やっていくものなんだなっていうふうに感じて、それを聞いてすごく楽になった」