金メダルの米体操女子選手「黒人の仕事を愛している」と投稿 トランプ氏の“差別的表現”に反発か
パリオリンピックの体操女子個人総合で金メダルを獲得したアメリカのシモーネ・バイルズ選手が2日、SNSに「黒人の仕事を愛している」と投稿しました。トランプ前大統領が黒人の仕事について差別的な表現を用いたことへの反発だとみられます。
トランプ前大統領は先月31日、黒人ジャーナリスト協会の会合で「不法移民が黒人の仕事を奪った」と主張し、黒人の職業を限定するかのような差別的な発言だとして批判を浴びています。
こうした中、体操女子個人総合で金メダルを獲得したアメリカのバイルズ選手は2日、SNSに笑顔で金メダルを見せる自身の写真と共に「私は黒人の仕事を愛している」と投稿しました。
アメリカメディアはトランプ氏の発言に対する反発だと報じています。
男子バスケットボールのスター、レブロン・ジェームズ選手も、SNSでバイルズ選手の投稿を共有するなど波紋が広がっています。