2023年の記録的大雨で3人が亡くなった佐賀県唐津市で10日、慰霊祭が行われました。

10日午前、佐賀県唐津市浜玉町平原の被災地跡で慰霊祭が行われ、土石流で亡くなった人の遺族などおよそ100人が参列しました。

2023年7月、九州北部を襲った記録的な大雨では、佐賀県唐津市浜玉町で土石流が発生し、70代の男女2人と50代の男性1人の合わせて3人が犠牲となりました。

慰霊祭で、佐賀県の山口知事は「日頃の災害への予防と災害時の迅速な対応など、これからも全力で取り組んでまいります」と述べました。

被災地では、1年たった現在も大きな岩や土砂が残されたままです。

気象庁によりますと、福岡県と佐賀県では10日夜から11日朝にかけて大気の状態が非常に不安定になり、大雨となる恐れがあります。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意が必要です。