【巨大地震注意から一夜】福岡県「日頃からの備え 再確認を」帰省や旅行の人は避難ルートの確認を
8日夕方に起きた日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震から一夜明け、福岡県は、日頃からの地震・津波への備えを再確認してほしいと呼びかけています。
8日午後4時半すぎ、日向灘で起きたマグニチュード7.1の地震では、福岡県柳川市、大川市で震度4など県内各地でも揺れを観測しました。
福岡県によりますと、人や建物の被害は確認されていません。
気象庁は、南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。
これを受けて福岡県は、南海トラフ地震の「防災対策推進地域」に指定されている、北九州市、行橋市、豊前市、苅田町、吉富町、築上町に住んでいる人に対し、日頃からの地震・津波への備えを再確認してほしいと呼びかけています。
また、帰省や旅行などでこの地域に滞在する人に対しても、避難先や避難ルートを確認するよう呼びかけています。
■市民
「防災グッズはやりっぱなしなので、定期的に見直さないといけないと思っています。」
「家具は固定しないといけないかなと思っています。連絡手段や離れている時にどう連絡するかは決めておいたほうがいいのかなと思います。」
九州新幹線、西九州新幹線は、始発から平常通り運転しています。
ただ、東海道新幹線が一部の区間で速度を落として運転していることから、山陽新幹線の「のぞみ・ひかり」の下りに10分以上の遅れが見込まれています。
JR各社は、新幹線の切符の払い戻しや日程変更を、手数料なしで受け付けています。