九州電力 玄海原子力発電所4号機で警報 周辺への放射能の影響なし
九州電力は26日夜、佐賀県玄海町の玄海原子力発電所4号機で「警報」が作動したと発表しました。周辺への放射能の影響はないということです。
九州電力によりますと26日午後8時32分、佐賀県玄海町の玄海原子力発電所4号機で原子炉内の出力が不均一になったことを示す「警報」が作動しました。
4号機は定期検査に入るため出力を下げていましたが、その際、原子炉容器の周辺に設置された炉外中性子束検出器と呼ばれる装置で、運転上の制限をわずかに上回る数値が記録されたということです。
九州電力によりますとその後通常に戻り、周辺への放射能の影響はないということです。
九州電力では今回の事象を原子力規制庁に報告するとともに関係自治体に連絡しています。