【中学生2人殺傷】武内市長が臨時会見 緊急の対策を発表 市職員1000人規模でパトロール 電話・SNSの相談窓口で心のケア 北九州市
北九州市で14日に起きた中学生殺傷事件を受け、北九州市の武内市長は18日、臨時の会見を開き、緊急の対策を発表しました。市役所の職員がパトロールにあたるほか、冬休みの間も、子どもたちの心のケアに努めます。
■北九州市・武内市長
「いまだ犯人が確保されていない状況下で、不安におびえている子どもたちや市民の皆さんがいる。それを何がなんでも守らなければなりません。」
事件を受け、武内市長は18日午後2時から会見を開き、緊急の対策を発表しました。
19日から市役所本庁舎の職員が登下校時のパトロールを行います。動員は1000人規模で、当該の職員が住んでいる地域など、職員と関わりのある地域から始め、自治会などと協議して子どもの見守りを強化します。年内いっぱいを予定していますが、年明けも状況次第で対応するとしています。
また、「こころつながる相談窓口」として、冬休みの間も、不安や心配事などを電話やSNSで相談できる「24時間子ども相談ホットライン」や「北九州いのちの電話」「北九州市SNS悩み相談」などを各学校から家庭に周知するとしています。
武内市長は「市民を挙げて子どもたちの安全を守る必要がある」と述べ、協力を呼びかけています。